自己紹介

福間家義と申します、東京の下町を拠点に活動するプロの写真家です。

私は幼い頃から写真に夢中でした。両親は私の興味を生かせるようにと、カメラを買い与えてくれました。写真の腕はすぐに上達し、周囲が私の才能に気づくのに時間はかかりませんでした。

 自然風景や古い建物の写真を撮るのが好きで、それぞれ違った魅力があると考えています。みんな「そんなことはあり得ない」と言いますが、私には写真が語りかけてくるように感じるのです。私がおかしいのかもしれません。

 でも「百聞は一見にしかず」という諺からも想像できますが、写真はそれだけで多くのことを語ってくれます。私はよくソファにゆったり腰かけて、50年代や60年代に撮影された写真を見て楽しんでいます。当時は、カメラさえ持っていれば誰もが写真家になることができたシンプルな時代でした。