第2回カンボジア勉強会レポート

平成16年(2004年)8月7日、東京都新宿区にある早稲田奉仕園で第2回カンボジア勉強会が開催されました。
2回目となる今回は約45名の参加がありました。内容は以下の通りです。

(1)おいしいカンボジア(中田淑子さん)
カンボジアの食べ物をテーマにしたウェブサイト「カンボジアでチュガンニュ!」の運営者、中田淑子さん(女子栄養大4年)に 、カンボジア・バッタンバンでの食に関する調査の話やカンボジアの食の基礎知識などをお話しいただきました。

(2)カンボジア古典舞踊と解説(山中ひとみさん)
カンボジアで古典舞踊を学んで帰国した山中ひとみさんに舞踊を実演していただき、古典舞踊の歴史やなかなか知る機会のない踊りの所作の意味などを解説していただきました。

写真はこちら(宮崎さん撮影)

(3)対人地雷・学習ノート(宇野章則さん)
地雷除去について研究経験のある宇野さんから対人地雷の基礎知識をお話しいただき、タイ国境付近で行った現地調査の写真、地雷の実物などを見せていただきました。
  
▼当日のプレゼン資料
PDFファイル、約5MB Get Adobe Readerロゴ Adobe Readerが必要です。

(4)かんたんクメール語(井伊誠さん)
旅行に行ったときに役立つクメール語を、実際の発声の録音とともにレクチャーしていただきました。


勉強会終了後には前回同様、蕎麦屋「金城庵」で二次会を開催、18名の方が参加されました。

 

中田淑子さん

山中ひとみさん

宇野章則さん

井伊誠さん

会場風景

第二回カンボジア勉強会を終えて

今回は2回目ということもあり、運営側も多少は慣れてきましたが、それでも手際は今ひとつ。ご容赦下さい。
参加者数から見れば、今回は初回にもまして多くの方々に参加していただきました。初回は立ち見の人もでるような状態になってしまい、その反省もあって今回はひとまわり大きい会場を借りたのですが、ほぼ満員の状態でした。次回の参加者数の予想と会場の確保は頭が痛い問題です。
今後、できれば2ヶ月に1度程度、続けていければと思っているところです。
(波田野)
 
参加者の方々から寄せられた感想と要望

文中、黒字は波田野のコメントです。

高那さん

試食あり、地雷あり、舞踊あり、よっぱらいおじさん(笑)ありで、3時間でいろいろなカンボジアを知ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
皆さん、内容が豊富なだけに、最後時間が押してしまっていたのが、少々残念でしたね。
次回テーマ、リクエストですが、
カンボジアの音楽 (古典から、民謡、庶民的な流行歌など) についてお話していただきたいです。

※現代の大衆的な楽曲については機会があれば適当な方をお招きしようと考えています。

匿名希望

山中さんの踊りの講義は本当に勉強になりました。
実際にカンボジアに住んでいてもなかなかクメール舞踊を見る機会も無いし意味もわかりませんでした。非常にわかりやすかったです。
タイとカンボジアの踊りの違いを教えて頂いて今回の京王百貨店でタイとカンボジア
の踊りの違いをはっきりと見る事が出来ました。

※なんにしても意味が大事だと思っています。そして意味を知る機会はなかなかないものです。舞踊だ
 けでなく、意味を知ることで理解が深まるわけで、これからも「意味」を知る機会を作っていきたいと思
 います。

石井さん

今回は、古典舞踊、食生活の話、会話?地雷のお話盛りだくさんでした。
特に、若い人たちの活力を感じました。
でも、何かまとまりがなかったような、、、気もします。

そこで、次回の希望ですが。
やっぱり、皆がわくわくするようなお話がいいのでは。

1.やっぱり遺跡関連でしょう。
例えば、○○さんの
お勧め遺跡鑑賞ポイント
ここは、ぜひ見てほしいという自慢の所を紹介。

2.ついでに、遺跡鑑賞にはヒンズー教の基礎知識も絶対必要だと思います。
ヒンズー教及び、その世界観入門講座をお願いします。

※宗教についての正確な理解はカンボジアの文化を知る上でも必要なので、適当な人物を探したいと
 思います。


3.
カンボジアの人が語る、シェムリアップの楽しみ方。やっぱり、地元の人に聞いてみるのが一番かも?井出美和子(現地の人?)さんのお話も聞きたいです。

4.食関連では
シェムリアップ在住及びリピーター達のお勧めお食事所紹介。今回もありましたが、モアンドット?(鳥の丸焼き)のおいしいお店やアモックなど、おいしい店の紹介なんかいかがでしょう。これなら、ツアーで行った人も、夕方ホテルを抜け出していけそうかも?やっぱり、旅行中は、食は重要なポイントですよね。

番外、
遺跡は石で出来ていたので、現在もその姿を見ることが出来ます。でも、その
当時の、王様、庶民の住まいのお話など聞きたいです。
19世紀後期から始まった、観光の歴史、写真なんかも見たり聞いたりしてみたいです。

※アンコール期の暮らしについては「真臘風土記」に詳しいですが、この本を読む読書会なんていうの
 もいいかもしれませんね。


manoさん

踊りを近くで見たことがなかったので、感動し、踊りについて説明してもらえて楽しかったです。
地雷の問題は、特に、興味がありましたので、もう少し、詳しくお話を伺えたらと思いました。
旅行で使うクメール語も、現地の方の酔った声での発音がとてもおもしろかったです。
今後は、できれば、
カンボジアの歴史や地雷問題、現地の生活などについてお話を伺えたらと思います。
今回、勉強会には、初めての参加でしたが、実際にカンボジアに関わっている方々の実際のお話で、とても、おもしろかったです。

※カンボジアの歴史については第一回勉強会でもやったのですが、今後も取り上げていきたいと思い
 ます。

kyoさん

第2回カンボジア勉強会、お疲れ様でした。毎回内容が濃いですね。
ただ、全体的に時間オーバーして、最後のクメール語講座が短縮されてしまって、残念でした。カンボジア料理の話、聞いているうちに、以前食べたソムローを思い出して、ついヨダレが…(笑)

食事摂取頻度調査や状況調査で、一般家庭の食事の片鱗が見えて、大変興味深かったです。今後食生活が変わっていくことがあるのか、季節ごとに異なるのか、ぜひこの調査は続けて頂きたいです。見せて頂いたプロホック、その場で試食したかったです。残念〜!

地雷の話というのはどうしても感情的になりがちで、今まで地雷博物館に行くとまず
地雷被害者の写真を連続して見ることが多かったのですが。今回は地雷処理現場の最前線の状況を淡々と発表され、今までとは違った観点から見ることが出来ました。観光客は地雷処理現場に行く機会はないので、地雷処理の道具や処理方法などを知ることが出来て、本当に貴重でした。

※地雷について、できるだけ感情的な部分を排して情報提供したいという考えでした。もちろん被害に
 ついては考えなければいけませんが、それ以前にまず基本的な知識を得ることが大切ですね。


アプサラダンスを日本語の説明付きで観る機会は今までなかったので、興味深かったです。色々な意味があるんですね。タイとカンボジアのダンスが相互関係があるというのも面白かったです。CDの調子が悪かったのがもったいなかった!もっと観たいので、またどこかで踊る機会がありましたら教えて下さい。

簡単なクメール語講座、楽しかったです。チョイスされたクメール語がまた面白い。
観光客が「飲みに行こう!」とカンボジア人を誘う機会はまずないですしほとんどが飲み会で酔っ払った時の会話というシチュエーション。「井伊さんが良く使うクメール 語はこれなんだ〜」と、井伊さんの人柄が窺えて面白かったです。f^_^;;
クメール語が表記されてるのは、とてもありがたいです。このまま持っていけば指差し会話も出来ますね。

次回への要望です。文化だけでなく、やはり遺跡関係が知りたいです。本来観光客が行かないような遺跡にも興味はあるのですが。それよりも、
よく行く遺跡の別の顔、見落としているような珍しいアプサラなどがありましたら、知りたいです。

※アンコール・ワット徹底解説(できるかどうかわからないけど)なんていうのもいいかもしれませんね。

ぜひ
第2回クメール語講座をお願いしたいです。
観光客が行くレストランではたいてい英語・日本語が通じますし、市場などでもいざ
となれば隣の席の人の食べ物を指させば、なんとかなってしまいます。私がクメール語が話したい時といえば、現地の子供に接する時などです。「(写真を撮る時)写真撮っていい?」「一緒に写真撮ろう」「笑って」「ハイ、チーズ」などを教えて頂きたいです。

2次会はぜひカンボジア料理の店でやりましょう!

大藪さん

第二回勉強会が初参加だったのですが、大変興味深い内容で、あっという間に時間がすぎました。

カンボジアの食習慣の話は、普段わからない一般家庭の食生活を知れて楽しかったです。
カンボジア人の食生活と健康の関係なども聞いてみたいです。

カンボジア古典舞踊の話は、手の動き、脚の動きに意味があると聞いて、今後観る機会がある時に興味をもって観ることができそうです。
WEB上に画像などあるとうれしいです。

※古典舞踊の所作の意味については、いずれ正確な情報提供をしたいと考えています。少々時間がかかるかもしれませんが。

対人地雷の話について、カンボジアに実際に行ってみても、なかなか地雷の被害に遭われた方を見る機会が少なくなったように感じます。
ポルポトの時代の話をもし可能ならば、聞いてみたいです。トゥールスレンを観たときみたいに気分が沈みそうですが。

※地雷の被害者は人目に触れるのを避けて家にこもることが多いと聞いたことがあります。被害者が減ったわけではなく、隠れて(隠されて)いるということでしょうか 。

かんたんクメール語の話は、ほんとに、簡単で次にカンボジアに行くときにすぐに使えそうです。

今後お話を聞きたいこと
稲は、手で植えているようですし、
カンボジアの農作業や農家の生活
 
はじめてアンコール遺跡群に行かれる方へ、興味深く遺跡が観れるように、
遺跡の形式・構造について

※これもやってみたいですね。
 
Beng MealeaからPreah Khanへの道に王道時代の橋がいくつかあると海外のWEB上で見たような気がします。国道6号線付近にもいくつかあるようですが、
王道の現状のような形で話が聞ければと思います。

※Beng MealeaからPreah Khanまでの王道上にはたしかにいくつかの石橋が存在しますが、このルー  
 トは現時点では一般的ではありません。アンコールの北西にはピーマイに至る王道の一部が残って
 います。機会があればこうした王道についてお話ししたいと思います。


最後に
全然、堅苦しくなく楽しい会合でした。また、第三回目にも参加したいと思います。

中田さん

個人的には
みわこさんのお話を聞いてみたいな〜なんて思います。
日記もコミカルだし、楽しいエピソードや経験談が山のようにあるはず・・・

小野さん

実際に
カンボジアの方のお話や教育についてなどお聞きしたいです。

戻る