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アンコール・トムの南門に向かって環濠を渡る手前で左手(西側)を見ると、遠くにレンガの祠堂が三つ並んでいるのが見える。これがプラサート・バイだ。10世紀にヤショヴァルマン一世によって建てられたヒンズー教寺院で、建築様式はバケン様式である。共通のラテライト基壇の上にレンガの祠堂が三つ、南北に並んだ構成を持つ。上部が復元されていない南側祠堂は、この遺跡がプラサート・クラヴァンと同様の手法(不明な部分は想像で補わない)で修復が行なわれたことを物語る。ちなみに「バイ」は3を意味する。 アンコール・トム環濠脇にあり、静かで雰囲気もいい。クメール建築のレンガ積みの美しさを味わえる遺跡だ。遺跡を右に見て細い道を西に少し進むと、左手にプノム・バケン北参道が現れる。 |