プノム・クーレンの周辺にはあまり訪れる人のない遺跡が眠っている。特にその東側と北側の山麓には規模は小さいものの多くの遺跡がある。2004年2月、スヴァイ・ルーの北にあるタ・シエムの村に一泊してプノム・クーレンの東側から北側を回り、クバル・スピエンに抜けた。この短い旅では合計6つの遺跡を訪問した。いずれの遺跡も保存状態は悪く、また
遺跡周辺では新しい盗掘跡や違法と思われる森林伐採を目の当たりにした。乾期にはこの付近は水の不足に苦しんでいるようで、遺跡を探して乾ききった原野を走る旅は常に水の欠乏におびえていた。(旅の注意) この地域ではスヴァイ・ルーを除いて宿泊施設・食堂等はなく、ミネラルウォーターも入手できない。スヴァイ・ルーから北は道路状況は劣悪で、部分的に地雷が残存しており、英国の地雷除去NGO、HALOトラストが活動している。道路状況・治安・地雷等について情報収集が欠かせない。 |