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アンコールワットの環濠は幅200メートル近くもある。アンコールトムやプレアカンなど、他の大規模な環濠を持つ遺跡に比べても格段に幅が広く大きな環濠である。 西側には、ラテライトの箱の中に土を積めこみ、上に砂岩の舗石を並べたような構造の参道がかかっている。東参道は土手みたいなものだ。 現在は寺院を囲む孤立した濠だが、かつてはアンコールの水利網の一部をなし、いくつもの水路で外部の水路網と結ばれていた。 環濠は宗教的には海を象徴し、乾期における水の確保のための溜め池として実用性を兼ね備えていた。現在は地元の人たちは魚を釣り、プール代りに水浴びし、こどもの遊び場になっている。 |