Angkor Wat - Central Towers  アンコール・ワット - 中央塔

   
アンコールワットの中心にそびえる 中央祠堂の周囲(第3回廊の四隅)には4つの砲弾型の尖塔がある。つまり、現在は5つの尖塔が存在している。これらの尖塔の形状は大変に印象的で、我々のアンコールワットの印象の中で大きな部分を占めることだろう。
かつては第2回廊の四隅にも尖塔があり、また西楼門にも3つの尖塔があったという。いずれも砲弾型をしていた。
巨大さを指向するアンコールワットは、その平面的な広がりだけでなく、尖塔を付加することによって垂直的な大きさをも獲得することになった。
その外形だけが印象に残るが、細部にも多くの彫像が見られて興味深い。
     

Central tower from southwest pond.
(480×780pixcels)
hight of the top of central tower is 65m from ground level.
南西沐浴池から見る中央祠堂。
(480×780ピクセル)
中央祠堂の尖塔は砲弾型の特徴のあるかたちをしている。頂部は地上高65メートルある。
     

Pond besides west causeway
西参道南側の池に映る尖塔群(左)。西参道南側の池から望む中央祠堂(右)。この場所は日の出を見る場所としても人気がある。
    

from west.
西参道南側から。このあたりでは牛が草を食んでいる姿をよく見かける。

from North Gate
北門の内部から見る中央祠堂の尖塔(左)。逆光で影になった尖塔の姿がうつくしい。
 北門から見る中央祠堂(右)。北門と寺院中心部の間は、両側が森となっている。、

from north.
北側から見る。黒々とした影となって中央祠堂の尖塔が迫ってくる。
    

雨期の7月、強い雨に打たれる尖塔の姿が望遠レンズを通して見えた。アンコールの石造りの寺院は、何百年もの間、強い雨と激しい陽光に晒されてきた。
繰り返されるその瞬間のひとつに遭遇している気がした。

from West Gate
西楼門内部から見える中央尖塔。アンコールワットを訪れるひとの多くが西から環濠を渡り、西楼門を上がって最初にこの光景に遭遇する。はじめて見るアンコールワットの核心部の姿である。

Central tower from west (autumn 2000). this road is paved now.
西楼門への道は、この写真が撮られた2000年秋の時点では未舗装で赤い土が露出していた。牛を追う少年が私の視界を横切る。この道はアンコールワット西門からまっすぐに西に伸びる参道であった。2001年5月にここを通ると、すっかり舗装されていたのには驚いた。

 

from south moat
環濠南側から見る尖塔群。シェムリアップから北上してアンコールワットの環濠に突き当たり、そこから左折して環濠沿いに西門に向かう途中、環濠越しに中央祠堂が見えるのに気がついた。

from West Gate
西楼門から望む中央祠堂。中央祠堂へと続く西参道は長さ350メートル。両側にはナーガの欄干が続く。西楼門を入ってすぐに、このような光景を目にすることになる。画面の左右端には経蔵がある。つきあたりには西側のテラスにのぼる石段があり、その先には第一回廊のレリーフが待っている。

from east.
東面からの眺め。一般に見ることのできる西側とはちょうど反対の東側の景観はちょっと珍しい。
    

Central towers from east
東面からの中央尖塔群。

Central tower
第三回廊のレベルから見上げる中央尖塔。中央付近にアプサラのレリーフが見られる。
 

第3回廊のレベルから見る中央祠堂の基部。四方向からの通路が中央の尖塔基部へと集中している。

Devatas at Central tower
中央尖塔のデヴァター

 

尖塔の細部。

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