Ruins in Puok & Angkor Thom District プォク郡・アンコールトム郡の遺跡

西バライの西方にプォクという町がある。
2004年2月、その北方に点在する小遺跡を訪ねた。行政区画としてはPuokとAngkor Thomのふたつの郡(州-Province-の下の単位)にまたがる地域である。
この付近にも更に西にも北にも無数といっていいほどの数の遺跡がある。今回訪れたのはそのごくごく一部に過ぎない。
いずれの遺跡も状態は悪く、建物が完全に消失している場合もあるが、環濠はほぼ原型をとどめていることが多い。
環濠は水田として利用されているようで、雨期には遺跡訪問自体がむずかしくなると思われる。

Kok Prasat
コク・プラサート

手前の平らな部分は環濠跡で今は水田になっている。その奥の小高い部分は環濠内部の方形のマウンド(左)。わずかに残る柱の一部(中)と砂岩の部材(右)。環濠は一辺が100メートル弱、幅10ないし15メートル。東が正面だったようだ。
 

Neam Rup
ネアム・ループ

砂岩でできた3つの祠堂が南北に並んでいたが、今は中央の建物だけがわずかに残っている。西側から見る(左)。南側から見る(中)。壁面に残るデヴァター(右)。
北側の建物は消失している(左)。南側の建物も今は完全に消失している(中)。建物全体は環濠内部の高いマウンド上にあ り、すぐ脇には仏教寺院がある。環濠は幅20メートルほど(右)。
 

Kok Ta Srei
コク・タ・スレイ

 
一辺が50メートル程度、幅10メートル程度の環濠に囲まれた遺跡。内部にはほぼ何も残っていない。環濠越しに見るマウンド(左)。すぐ近くに民家が1軒あり、手掘りの井戸があった。深さは5メートルほどだ(中)。
 

Prasat Sralao
スララオ

環濠は幅30メートルほどもあるだろうか。中央のマウンドも小山のように見える(左)。遺跡の中心部にはレンガの祠堂が3つ、南北に並んでいる。南側は完全に消失している(中)。中央の祠堂は半ば崩壊している(右)。
東から見る北側祠堂(左、中)。南東から見る北側祠堂(右)。
 
付近には砂岩の部材が散乱している(左)。削りかけの部材(中)。

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