アンコール・ガイド - カンボジアの旅の技術に関するすこし突っ込んだ議論(4)

 
テーマ:遺跡観光にガイドは必要か?

カンボジア関係のインターネット上の掲示板などでは「アンコール遺跡を見るのにガイドを雇ったほうがいいのかどうか」という質問が繰り返し登場します。
そこで「遺跡観光にガイドは必要か?」というテーマで少し考えてみたい。

この質問に対するよくある答は「ガイドブック(これは具体的には「地球の歩き方」を意味する)があれば必要ない」あるいは「ガイドの知識もたいしたことはない」というようなもの だ。
私は、ポイントは
(1)そのひとが遺跡について知りたいかどうか
(2)遺跡やカンボジアの歴史についてどれくらい知っているか
だと思う。
遺跡の楽しみ方にもいろいろある。雰囲気を楽しめればいいのならガイドは要らないし(ガイドブックで十分)、自分の流儀で見ればいい。そういうスタイルもある。
しかし、遺跡をめぐってはその国の歴史、建築としての特徴、遺跡の意味や見所といった知識があればさらに楽しめるのは間違いない。
ところで、ガイドといってもその知識やサービスは千差万別で、いいひともいれば能力の低いひともいる。日本語ガイドの能力もさまざまなのが実情だ。最近では「ガイド」を自称するフリーのひとびともいる。
ガイドに何を期待するかということもある。遺跡の詳しい解説を求めるひともいれば、単なる道案内くらいにしか考えていないひともいる。
はっきりいえるのは、ガイドの説明というものは、こちら側にある程度の知識がないと面白いとは感じられないということ。少しでも事前に勉強しているだけで得られるものが違ってくる。
 

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