| 遺跡の名前 | 解 説 |
| アンコールワット | 見るべきもの @西楼門内側の壁面のデヴァターA第一回廊のレリーフと、それによって語られる物語B中央祠堂や尖塔群、そして十字回廊に降り注ぐ雨の光景C第二回廊内側の デヴァターD第三回廊と、そこからの周囲の眺望E連子窓の作り出す光と影。特に夕日の当たる時間F東西南北の楼門から見る中央祠堂と尖塔群G第三回廊から見る周囲の森 個人的な解説 アンコール・ワット様式。何度行っても新しい発見のある巨大遺跡。現存するアンコール遺跡の中、最も大きく最も有名。保存状態も良い。巨大であるにもかかわらず、その細部も注目に値する。「鳥の目」で見た全体の構成から、「虫の目」で見た細部の精緻な薄浮き彫りまで、デザイン的な密度は驚異的である。 また、アンコールワットは「遠くからアンコールワットの見える風景を楽しむ」ことや「アンコールワットから見える風景を楽しむ」こともできる。建築としての平面図を頭に入れて訪れるとよい。 避けるべきこと 予備知識なしに訪れること。 駆け足で通過して「見た」と思いこむこと。 行き方 シェムリアップから北へ、車またはバイクタクシーで15分。途中にチェックポストあり。 |
| アンコール・トム | 見るべきもの(アンコール・トムそのものについて) @南城門(できれば他の城門も)A城壁B環濠C王宮前広場D森の雰囲気。 個人的な解説 アンコール・トムは城壁で囲まれたひとつの都城であり、その中にはバイヨンをはじめとして多くの遺跡が集中している。 一般には「アンコール・トムを見る」というよりも「アンコール・トムの中にある有名な遺跡を見る」ことになる。しかしできれば「アンコールトムそのものを見る」ことにしたい。すなわち、その環濠、城壁、森、城門などである。城壁の上を少し歩いて見ることをおすすめする。 行き方 シェムリアップから北へ、車またはバイクタクシーで20分程度。アンコールワットをすぎて更に北上するとアンコール・トム南門に至る。 |
| バイヨン | 見るべきもの @第一回廊のレリーフA観世音菩薩の顔Bアプサラ 個人的な解説 バイヨン様式。「ジャングルに埋もれた謎の文明」というアンコールのステレオタイプ的イメージの源はこのバイヨンに見られる観世音菩薩の顔だろう。だからアンコールを訪れたら真っ先に行ったほうがいい。 バイヨンでもっともすばらしい部分だと思われる回廊のレリーフは、アンコールワットのそれとはまったく異なった生活感にあふれている。 細部はバイヨン様式の例にもれず意外に粗雑な印象だ。 行き方 シェムリアップから北へ、車またはバイクタクシーで20分程度。トム南門を入って直進。 |
| バンテアイ・スレイ | 見るべきもの @内陣の北経蔵・南経蔵の破風のレリーフA南側祠堂のデヴァターと守門神B壁面を埋めるレリーフの深さと密度。 個人的な解説 バンテアイ・スレイ様式。一般的な観光の対象となる遺跡の中で最小の部類に属する。建物に用いられている紅色の砂岩の美しさと、壁面の全体に深く深く彫り込まれたレリーフの精緻な細部がまるで工芸品のよう。他のアンコール遺跡と大変に異なった印象がある。 避けるべきこと 内部は狭いため、観光客の集中する時間帯の訪問は最悪の環境となる。 行き方 シェムリアップから車またはバイクタクシーで40分程度。2001年5月以降、遺跡保護のため中央祠堂付近への立ち入りを禁止した。2002年9月現在も継続されており、恒久的措置と考えられる。 |
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タ・プローム |
見るべきもの @遺跡にからみつく巨木の光景A石材の散乱する遺跡内部 個人的な解説 バイヨン様式。バイヨンと並んでアンコールの基本的なイメージの源泉となっている遺跡。 避けるべきこと 雰囲気を楽しむ場所としては、観光客の集中する時間帯を避けるのが賢明。おおぜいで行く場所ではない。 |
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トマノン |
見るべきもの @小さいが均整のとれた構成そのものA壁面のデヴァター 個人的な解説 アンコール・ワット様式。小さくて見やすく、修復が終わっていてかたちも細部も美しい。気力体力の要る巨大遺跡と違い、小品として楽しめる。 行き方 アンコールトムの勝利の門のすぐ東側(外側)にあり、チャウ・サイ・テヴォーダと向かい合っている。 |
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タ・ケウ |
見るべきもの @装飾のない砂岩の石組みの迫力A石組みの精緻な構造 個人的な解説 クリアン様式。大きな遺跡ではないが、砂岩の積まれた構造が現代建築のような雰囲気すら感じさせる。通常の観光ルート上にあり、訪れるのも楽。 |
| ニャック・ポアン | 見るべきもの @説話的な雰囲気の空間そのもの。 個人的な解説 バイヨン様式。今は水のないバライ、ジャヤタタカの中心に、かつては島のように浮かんでいた。そのことをまず想像する。規模とか精緻なレリーフとかを見るのではなく、その空間そのものが説話的である。かつては祠堂に巨木がとりついていた。その後、巨木は大風によって倒れたという。 |
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ベン・メ
リア |
見るべきもの @森に埋もれた、修復の手の入っていない遺跡の雰囲気A建物の重厚な壁面や連子窓 個人的な解説 シェムリアップ周辺の観光化された遺跡とは異なり、保護と修復の手の及ぶ前のアンコールの雰囲気をとどめている貴重な遺跡。その規模はアンコールワットに匹敵し、内部は森となってい る。案内なしで歩き回るのは危険。毒蛇もいる。アンコール・ワット様式の平面展開型の寺院である。 行き方 シェムリアップからバンテアイスレイ近くを経てプノム・クーレン丘陵の南側に沿って走り、1時間半。国道6号をロリュオス方面に行き、ダムデックから北上するルートもある。 <2006年> 遺跡訪問自体は往復の道路状態もふくめて問題はない。ただし遺跡内での単独行動は避け、ガイドあるいは地元の人に案内を頼むこと。 <2004年2月> シェムリアップからバンテアイスレイ近くを経てプノム・クーレン丘陵の南側に沿って走るルートが一般的。道は劇的に改善された。遺跡前には店もでき、もはや観光地である。 <2002年9月> オフロードバイクで プノム・クーレン丘陵の南側に沿って走るルートは未舗装だがかなり改善されていた。ダムデック経由のルートも走りやすくなっている。遺跡南側には食堂もできて おり、もはや「秘境」ではない。 <2000年7月> オフロードバイクで行った。遺跡の手前1時間ほどは、深いみずたまりや丸太を並べただけの橋などもあり、道路の状態は最悪。2000年7月の段階では、4輪の車は通行不能。2輪でもそうとうつらい。乾期には4輪駆動車での通行が可能らしい。 |
| プレア・コー | 見るべきもの @原初的な雰囲気を漂わせる建物の構成A静かな森の雰囲気 個人的な解説 プレア・コー様式。シェムリアップ周辺の遺跡としては最も古いもののひとつ。 行き方 シェムリアップから国道6号線を東へ、車またはバイクタクシーで20分。 |
| プレア・カン | 見るべきもの @広大でくずれかけた建物の景観A内部に見られるデヴァターなどのレリーフB東楼門付近にある珍しい二階建ての建物 個人的な解説 かつてはひとつの街を形成していたバイヨン様式の広大な遺跡。内部に数多く見られるデヴァターなどのレリーフに見るべきものが多い。 行き方 アンコールトム北門を出て更に北上した右(東)側。ここは西門にあたる。他に北門から入る方法もある。また北側を走る大回りルートから東門に至る道もある。 |
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バコン |
見るべきもの @アンコールワットに至る過程の初期の階段状の構造A周囲の森の雰囲気 個人的な解説 ロリュオス付近の静かな雰囲気がまず魅力的。建築様式の発展の過程を知っておくと興味深く見られる。プレア・コー様式。 行き方 <2006年> シェムリアップから国道6号線を東へ、車またはバイクタクシーで20分。 <2002年> シェムリアップから国道6号線を東へ、車またはバイクタクシーで20分。国道6号は舗装されて鏡のよう。 <2000年> シェムリアップから国道6号線を東へ、車またはバイクタクシーで40〜50分。国道の道路状態が悪いので南側の裏道を通る事が多い。 |
| バンテアイ・サムレ | 見るべきもの @高い壁に囲まれた内部の重厚な雰囲気。 個人的な解説 通常は「バンテアイ・サムレ」と表記するが、現地で発音を聞くとどうしても「サムライ」ないしは「サムレイ」と聞こえる。通常のアンコール観光のルートで最も東に位置していて、人も少ない。連子窓の保存状態がよい。 アンコール・ワット様式。 行き方 プレループと東メボンの中間付近で東に折れ、プラダク村を通過して更に東進する。 |
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プノン・クロム |
見るべきもの @山上寺院としてのロケーションA「溶けた遺跡」としての遺跡の細部B山上からのトンレ・サップの眺め 個人的な解説 トンレサップ湖岸にそびえる孤立した丘の上に立つ。プノム・バケン、プノム・ボックと共にアンコール期の初期に建設されたバケン様式の山上寺院のひとつ。遠望すると平原に突出したその位置と形態がよるわかる。内戦時には軍事的要衝だった。アンコール期にトンレサップ川をさかのぼってきたチャンパ水軍との戦いの時も同様に重要な戦略的拠点だっただろう。訪れる人も少なく、静かな遺跡。ここからのトンレサップ湖の眺めは忘れがたい。 行き方 シェムリアップから車またはバイクタクシーで20分程度。トンレサップに向かう堤防道の終点で正面に見えてくる小山を上る。標高140メートル。登り20分程度。 |
| バプーオン | 見るべきもの @空中参道A釈迦の寝姿を写した石組み 個人的な解説 修復工事中だが、空中参道を歩くことはできる。発音は、「バプーン」と聞こえる。パプーオン様式。 |
| プリア・パリライ | 見るべきもの @搭のかたちをした祠堂の雰囲気。 個人的な解説 深い森の中にある。遺跡そのものは小さいが、祠堂の塔状のスタイルはユニーク。ポスト・アンコール様式。 行き方 テッププラナムの奥。 |
| ピミアナカス | 見るべきもの @階段状の寺院の構成A擬似回廊Bバプーオンの遠景 個人的な解説 「王のための個人寺院」という特殊な位置付けの寺院。小さいが、存在する位置が王宮内であり、当時は一般の人にはまったく目にすることができなかった光景だということを思い起こす。 クリアン様式。 行き方 王宮前広場から王宮の東楼門を入る。 |
| クバル・スピアン | 見るべきもの @川床を埋めるリンガA自然石に彫られたレリーフ 個人的な解説 川に彫刻をほどこし、その水を清めるという発想が衝撃的。川自体は大きなものではない。 行き方 プノムクーレン、バンテアイスレイの近く。山の中であり、単独で行くことはすすめられない。山中では道から外れないこと。 <2004年> 遊歩道がつけられ、安全性が高まった。 |
| プラサート・クラヴァン | 見るべきもの @祠堂内部のレリーフAレンガ作りの5つの祠堂の構成 個人的な解説 祠堂内部のラクシュミのレリーフは、採光の具合もすばらしく、見る価値がある。 行き方 シェムリアップからアンコールワット環濠に突き当たって右(東)に折れた小回りルート上にある。 |
| プノム・バケン | 見るべきもの @月並みだが夕日A山上寺院としての構成Bデヴァター像Cアンコールワット、プノムクロム、プノムボックなどのながめ。 個人的な解説 夕日を見る場所として大変に人気がある。その時刻には人でいっぱいになるが、個人的にはその騒々しさが嫌い。一方、日中は人気がまったくなく、遺跡そのものを楽しめる。 行き方 アンコールトム南門の南側にある低いが急な丘を登る。道は露岩の多い山道。夕日を見たあとの暗がりの下りはかなり危険。 |
| バンテアイ・クディ | 見るべきもの 個人的な解説 バイヨン様式の平面展開寺院。周囲を長大なラテライトの周壁に囲まれ、内部の建築物は東西方向に一直線に配置されている。 行き方 シェムリアップからアンコールワット環濠に突き当たって右(東)に折れた小回りルート上にある。スラスランと向かい合っている。 |
| スラ・スラン | 見るべきもの @王の沐浴池の壮大なながめ。 個人的な解説 貯水池と考えれば大きくないが、沐浴池としては異例の大きさ。底には平らな石がしきつめられていたという。朝日を見るポイントとしておすすめできる。 行き方 大回りルート上にある。 |
| 西メボン | 見るべきもの @巨大な人工貯水池西バライの中の人工島というロケーション 個人的な解説 遺跡として見るべきものはわずかしかないが、人が作ったとは信じがたい巨大貯水池の中に浮かぶ人工島に舟で渡るのは珍しく楽しい体験となる。人工島は小さく静かでいい場所 だ。 行き方 シェムリアップから国道6号を西に行き、空港への分岐をすぎて更に進んでから西バライの取水口に向かう道に入る。取水口付近にはみやげもの屋もある。ここから小船で島に向かう。 |
| タ・ソム | 見るべきもの @森の中の静かな遺跡の雰囲気 個人的な解説 バイヨン様式のこじんまりとした遺跡で比較的静か。東楼門には樹木がからみついている。 行き方 大回りルート上にある。 |
| タ・ネイ | 見るべきもの @ほとんど訪れる人のない静かな遺跡の雰囲気 個人的な解説 東バライの西岸にあるバイヨン様式の遺跡。回廊の内部は石材が散乱して荒れた雰囲気だが、外側は整備されて歩きやすい。 行き方 タ・プロムとタ・ケウを結ぶ道の途中から、わき道に入る。タ・プローム西門からは北にタ・ケウ方向に進み、タ・ケウ手前で左折せずにそのまま直進する。 |
| プレ・ループ | 見るべきもの レンガとラテライトで作られた山岳型寺院としての景観。 個人的な解説 プレ・ループ様式の大型ピラミッド寺院。赤茶けた色とレンガの塔が林立する景観が印象的である。 行き方 大回りルート上にある。 <2003年9月> 中央祠堂と周囲の4つの祠堂が修復工事中。 |
| 東メボン | 見るべきもの @かつてバライの中にあったなごりとしての、入口のラテライトの石段A各祠堂のリンテル(まぐさ) 個人的な解説 プレ・ループと同じくプレ・ループ様式に属し、レンガとラテライトを主な材料にする階段型ピラミッド寺院の最終形態といえる。 行き方 大回りルート上にある。 |
| 西バライ | 見るべきもの @堤防からの眺めA船に乗って西メボンに渡る途中に見る貯水池内部の景観 個人的な解説 今も水をたたえるバライとして唯一の存在である。 行き方 シェムリアップから国道6号を西に行き、空港への分岐をすぎて更に進んでから西バライの取水口に向かう道に入る。取水口付近にはみやげもの屋もある。 |
| ロレイ | 見るべきもの @船着場あとでもある入口の石段A各祠堂のリンテルB中心に立つリンガ 個人的な解説 東メボンのように、かつてのバライの中にあった。いきなり車やバイクで乗り付けるのではなく、できれば国道6号から歩いて、バライの中の景観と、その中の島としてのロケーションを理解したい。 プレア・コー様式。 行き方 シェムリアップから国道6号線を東へ、車またはバイクタクシーで20分。 |
| プラサート・スープラ | 見るべきもの @12の塔の並ぶ景観Aラテライト構造。 個人的な解説 王宮前広場のデザイン的なアクセント。 行き方 バイヨンの北側、王宮前広場に位置する。JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)が修復中。 |
| クリアン | 見るべきもの @重厚な連子窓A北クリアン東側の小祠堂群 個人的な解説 南クリアン、北クリアンのふたつがある。王宮前広場にあるにもかかわらず地味な遺跡でおとずれる人も少ない。 行き方 バイヨンの北側、王宮前広場に位置する。 |
| プレア・ピトゥ | 見るべきもの 祠堂Vの側壁のレリーフ、祠堂Xからの眺め。 個人的な解説 王宮前広場に面しているにもかかわらず来る人はほとんどいない。遺跡の静けさを手軽に味わえる場所。保存状態は良くない。 行き方 王宮前広場の北。 |
| 象のテラス | 見るべきもの @壁面の象のレリーフ 個人的な解説 行き方 バイヨンの北側、王宮前広場に面している。 |
| ライ王のテラス | 見るべきもの @壁面を埋めるデヴァター像。 個人的な解説 行き方 バイヨンの北側、王宮前広場に面している。 |
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バクセイ・チャムクロン |
見るべきもの ピラミッド型の基壇とひとつの祠堂からなる全体のプロポーション。 個人的な解説 プノムバケンを囲む寺院群のひとつ。端正な印象がある。朝日の差す時間に少し離れた東側から見る姿が美しい。 行き方 プノン・バケンからアンコールトム南門に向かう道の左(西)側。 |
| 西プラサート・トップ |
見るべきもの アンコール・トムの深い森の中にひっそりと隠れた小さな遺跡の雰囲気。 個人的な解説 モニュメント486と呼ばれている。「西プラサート・トップ」は便宜的な名称だ。一般的な観光の対象にはなっていないが、標識があるので場所自体はわかりやすい。ただし時期によっては道がひどくぬかるんでいて歩きにくい。遺跡は小規模。祠堂の上に樹木が生えていて不思議な景観。2002年に倒木で損傷。 行き方 アンコ−ルトム西門に向かう道の左(南)側に標識があり、そこを200メートルほど入る。 |
| マンガラルタ | 見るべきもの アンコール・トムの深い森の中にひっそりと隠れた小さな遺跡の雰囲気。 個人的な解説 東プラサートトップとは正確な名前ではなく、便宜的な名称だ。マンガラルタと呼ぶべきだろう。モニュメント487とも呼ばれている。一般的な観光の対象にはなっていないが、標識があるので場所自体はわかりやすい。 行き方 王宮前広場からアンコ−ルトムの勝利の門に向かう道の右(南)側に標識があり、そこを200メートルほど入る。 |
| プノム・ボック | 見るべきもの @山上寺院としてのロケーションと景観 個人的な解説 外務省の危険情報によればその治安面での安全性が疑問視されていた。現在は治安面に問題はないようだ。山上には仏教寺院があるが、そこに至る山道は人気がない 。ちょっとした山登りで、酷暑の時期はきつい。 行き方 バンテアイサムレから更に東進する。 |
| スピアン・トマ | 見るべきもの @橋の遺構としての構造と外観A使われている石材の一部に見られるレリーフ(他の寺院の石材を使って作られた痕跡)B擬似アーチ。 個人的な解説 別の寺院の石材を使って作られた石の橋の遺構。 行き方 アンコールトムの勝利の門の東側。 |
| チャウ・サイ・テボーダ | 見るべきもの @壁面に見られる精緻なレリーフA空中参道。 個人的な解説 遺跡の状態は悪く、現在中国が支援して修復中。修復が進んでみやすくなった。アンコール・ワット様式。 行き方 王宮前広場から東に行き、勝利の門を出て少し行った右側(南側)。トマノンと向かい合っている。 |
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プラサート・レァック・ネアン (プレ・ループの東側) |
見るべきもの 比較的保存状態のいいリンテル。 個人的な解説 傾いた煉瓦づくりの祠堂がひとつだけ残る小さな遺跡。 行き方 プレ・ループと道路をはさんで反対側(東側)の森の中にある。 |
| テップ・プラナム | 見るべきもの Buddist Terrace としての基壇の作り。 個人的な解説 アンコール・トムの内部に多数残る Buddist Terrace のひとつ。 行き方 王宮の北側にある。 |
| プラサート・チュルン | 見るべきもの @アンコール・トムの城壁の角に位置するというそのロケーションAアンコール・トムの環濠のながめBアンコール・トムの城壁の上を歩くという体験 個人的な解説 プラサート・チュルンそのものは村のちいさな祠という雰囲気だが、アンコール・トムの城壁の四隅に設けられているというその位置が印象的。 碑文が収められていた。 行き方 アンコール・トムの各城門から城壁の上に上がり、城壁の上を歩く。約20分程度。距離はどれも1.5キロ程度。ひとりでは行かないほうがいい。 |
| バット・チュム | 見るべきもの @煉瓦づくりの3つの祠堂が並ぶ構成A静かな雰囲気 個人的な解説 訪れる人もまれな、静かな場所。王権ではなく、個人(高官)によって建設された。 行き方 プラサート・クラヴァンの南にあり、標識にしたがって未舗装のわき道に入る。この道はアンコールの王道ののひとつでベン・メ リアに通じていた。この道を数百メートル行き、左側(北側)に遠く見える煉瓦の祠堂を目印に、更に水田の中の細い道を入っていく。プレ・ループ様式。 |
| バンテアイ・プレイ | 見るべきもの @平面展開の小規模な寺院の静かな雰囲気。 個人的な解説 あたりは森ではなく、北に平地が開けている。 バイヨン様式と思われる。 行き方 プレア・カンとニャック・ポアンを結ぶ道の途中から北側に入る道を数百メートル行った左側。プラサート・プレイの先。 |
| プラサート・バイ | 見るべきもの レンガの祠堂が三つ並んだ景観。修復されて姿も美しい。 個人的な解説 プノムバケンを囲む寺院のひとつ。プラサート・クラヴァンのような構成で、3つの祠堂が基壇上に並ぶ。 行き方 アンコールトム南門の手前で濠を渡らずに左(西)側へ環濠沿いに歩いて行くと正面に見える。 |
| プラサート・プレイ・モンティ | 見るべきもの 林の中の静かな雰囲気。 個人的な解説 煉瓦づくりの3つの祠堂が残るが、傷みがはげしい。ロリュオス遺跡群のひとつで、バコンの南にある。詳しいガイドなしには行くのはむずかしい。 行き方 バコンの南。ガイドまたは道を知るドライバーが必要。車不可。 |
| プラサート・トラペアン・トトゥン・トゥンガイ | 見るべきもの 瓦礫の山の中に砂岩の開口部の遺構だけが残る景観。 個人的な解説 ロリュオス遺跡群のプラサート・プレイ・モンティの更に南にある。村外れの竹林の中に、砂岩の構造物(建物の開口部だった部分)が突如として現れる。煉瓦の部分はすべて崩落して残っていない。村人が親切に案内してくれた。 行き方 バコンの南。道案内が必要。車不可。 |
| プラサート・トラペアン・ポン | 見るべきもの @煉瓦づくりの祠堂A田んぼの中の遺跡の雰囲気。 個人的な解説 田んぼの中の小高い島のようなところに煉瓦づくりの祠堂がひとつだけ残る。11月下旬の段階で、水の張られた田んぼの中を歩き、畔を伝って行った。水がかなり深いところもある。詳しいガイドなしには行くのはむずかしい。 行き方 バコンの南。道案内が必要。車不可。 |
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プラサート・プレイ (プレアカンの北) |
見るべきもの バイヨンスタイルの祠堂。 個人的な解説 行き方 プレア・カンとニャック・ポアンを結ぶ道の途中から北側に入る道を数百メートル行った左側の小さい丘の上。バンテアイ・プレイの手前。 |
| クロル・コー | 見るべきもの 個人的な解説 行き方 ニャック・ポアンの向かい。ニャック・ポアンのついでに寄れる。 |
| クティスヴァラ | 見るべきもの レンガの祠堂、遺跡脇に置かれたリンテル 個人的な解説 樹木に覆われていて全体の構成も定かでない。 行き方 バンテアイ・クディ北門付近から、北側の水田の奥に見える大きな樹木が何本か集まっているところを目指してあぜ道のようなところを歩く。更にやぶをかき分けていくとその先に遺跡がある。 分かりにくいので村人に聞くこと。 |
| トマ・バイ・カイ | 見るべきもの 個人的な解説 行き方 アンコールトム南門の手前で濠を渡らずに左(西)側へ折れてすぐ、草地の上に煉瓦でできた小さい遺構が見える。プラサート・バイの手前。 |
| タ・プロム・ケル | 見るべきもの 個人的な解説 アンコールワット西側参道入口のすぐ北側、環濠沿いの道路からわずかに西に入ったところにある。かつて施療院の礼拝堂として使われていた建物だという。ひとつの祠堂を除いて他はなにもない。 行き方 アンコールワット西門の向かい。 |
| アク・ユム | 見るべきもの 遺跡自体崩壊してほとんど残っていない。砂岩の階段などがわずかに残る。 個人的な解説 遺跡としては見るべきものはほとんどないが、アンコール地域で最も古い遺跡のひとつとして価値がある。バライの湖底からは古い都市の跡が発見されているという。 行き方 西バライの南取水口から南側堤防上を西に進む。遺跡は堤防の南側斜面にある。 |
| プラサート・トー | 見るべきもの ラテライトの構造物の頂が道路から望めるが、接近は困難だった。 個人的な解説 東バライの北東の端の外側、バンテアイサムレの北に位置する小規模な遺跡。繁茂したヤブの中にあり、すぐそばまでは行けるものの、遺跡そのものに到達することはできなかった。トゲのある植物でかぎ裂きをいくつも作った。ヤブの中からラテライトの中央祠堂(?)の頂上の部分だけが姿を見せている。 道案内なしには行くのはむずかしい。 行き方 バンテアイサムレの西側で東バライ東堤防上を走る道に上がり、北上する。 |
| クロル・ロメア | 見るべきもの 円形の闘技場のような珍しい平面構成。 個人的な解説 一風変った遺跡。ロメアとはサイを意味する。 行き方 アンコールトム北門を出てプレア・カンに向かう道の途中の右側を注意深く見ていくと、未舗装の細い道がみつかる。大変にわかりにくい。入って100メートルほどで遺跡に至る。雨期には入口手前に水がたまっている。 |
| バンテアイ ・トム | 見るべきもの 3つの砂岩の祠堂。祠堂壁面のレリーフ。 個人的な解説 最近まで危険とされていた遺跡。現在は遺跡脇に警官が常駐しているので,少なくとも遺跡付近は問題ないだろう。 行き方 アンコールトム北門を出てから西に進む。プラサート・プレイの手前で右手に小さなクメール語で書かれたプレートがある地点で右に入る。バイクのみ通行可能。雨期には水の中を歩くことになるらしい。 |
| プレイ
・プラサート (アンコールトムの北西) |
見るべきもの 砂岩の祠堂。環濠越しに祠堂の見える風景。 個人的な解説 このクラスの遺跡として標準的な形態。こうした小遺跡を見ることで、アンコール・ワットなどの大遺跡の価値を改めて知ることができる。 行き方 アンコールトム北門を出てから西に進む。森の奥に塔の頭だけが見える。 |
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プラサート
・トップ (プレループの南) |
見るべきもの 個人的な解説 畑の中に小高いところがあり、木が生えている。マウンドに上ると、砂岩やレンガの破片が残っている.建物の姿はまったくない。 行き方 プレループの西側で、道路から南側の農道のような道に入り、東に進む。付近の村人に聞く。 |
| コ・ チョー | 見るべきもの 個人的な解説 バイクタクシーのドライバーがたまたま知っていて連れていってくれた。レンガの祠堂が2つだけ残っているが、3祠堂タイプだろう。 行き方 アンコールワット西門からシェムリアップ空港に向かう道を途中で南に折れてしばらく行った右(西)側。 |
| プラサート・トラペアン・ロポー | 見るべきもの わずかに残る祠堂のリンテル。 個人的な解説 荒れた風景の中に崩落したレンガの山があり、その中にリンテルと側柱だけが立っている。 行き方 アンコール・ワット西門からシェムリアップ空港に向かい、空港のすぐ手前の南側。 |
| プレイ・インコ セイ | 見るべきもの 修復された美しいレンガの祠堂。 個人的な解説 アンコール遺跡保存事務所のシェムリアップ川をへだてた向かい側に仏教寺院があり、その境内にある。いわば街なかにある遺跡。 行き方 アンコール遺跡保存事務所のシェムリアップ川をへだてた向かい側。 |
| レァック・ネアン (タケウの南) |
見るべきもの タ・ケウと同様の建築材料、工事中断の状況。 個人的な解説 タケウに付属していたと思われる小さな祠。砂岩でできていて、その材質や工事中断の様子もタケウに酷似している。しかし事実関係は不明。 行き方 小回りルート上のタケウの南側。見逃しやすい。 |
| ホスピタル・チャペル (タ・ケウ近く) |
見るべきもの 施療院に付属していた拝堂としての構成。 個人的な解説 かつてはこの拝堂と共に木造の病院棟が存在していたはずだ。ジャヤヴァルマン7世が全国に建設した施療院に付属していた拝堂の遺跡 として、タ・プローム・ケルなどと比較するのも興味深い。 行き方 小回りルート上のタケウの北。 |