私にとってのカンボジア

千田茂樹さん(2004.10.12)

 私にとってのカンボジアとは、ちょっとしたきっかけでした。ここ数年タイには
まってしまい(遺跡、ボランティア、夜遊び?)毎年のように足を運んでいました。
しかし、アユタヤ王朝を語る中で、アンコールワットを見ないわけにはいかない
(ワットポーにあるミニチュアのアンコールワットに想像が追いつかなかった)と言
う事で、タイから1時間のフライトでシェムリアップに行きました。
 タイであっても日本に比べたら、田舎が感じられる国だという認識がありました
が、シェムリアップは本当にタイムスリップしたかのような雰囲気を感じました。空
港(4年前)のカウンターは日本の中規模の駅にも劣る簡素な雰囲気で、外に出た瞬
間客引きの多さに圧倒(今では見られない光景だが)。ホテルへ行くまでの舗装され
ていない道路と高床式の住居。渋滞はなく、バイク中心の交通社会が見えました。
人々は物珍しい表情で私を迎え入れてくれたような記憶があります。
 着いた当日アンコールワットへ行き、高い入場料に戸惑いながらもにっこり入管で
写真を撮り、いざ・・・。そこで出会ったのは幻想的な建物と言いたいところなので
すが、遠くに建物は見えるのですが、その前に数十人の子供たちの物売り攻撃にあい
圧倒されてしまいました。物売りにはタイでも経験しているので、気にはしていない
つもりでしたが、カンボジアの子供のひたむきさ。真剣さ。が伝わり、なぜここまで
一生懸命なのか。この子達の背景に何があるのか。そちらの方に興味を持ってしまい
ました。
 結局、遺跡群はそこそこにして、その後カンボジア事情を自分なり学習し、現地取
材も毎年するようになりました(内容は大変なものですが、今仕事中なのでこれ以上
は掲載できません。機会があれば又掲載させていただきます)。又、カンボジアでの
色々な人との出会いによって、日本でカンボジアについて語る機会が増えました。
 今では井戸の設立(日本円で15,000円位)や、学校や孤児院の訪問にハマッ
テしまっています。

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